介護業界の「3K」

      2018/03/12

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おはようございます。

笑う門には福来る!

笑わせ介護士の八福です。

 

このブログのタイトルにもあるように、「3K」ってよく聞きますよね。

だいたい悪いイメージで使われる事が多いですよね。

 

介護業界も例にもれず、悪いイメージで使われています。

過去のブログでも少し触れましたが、介護業界でのよく言われる「3K」とは、

 

①きつい

②きたない

③給料安い

 

です。

 

まぁ、確かに否定はできません(;^ω^)

 

私の過去のブログを見てくれたなら、大体想像はつくかもしれませんが、ここでも簡潔にそれぞれの要素について見ていきますね。

 

 

①きつい

 

この「きつい」というイメージ。

 

まだ介護業界での経験がない方はどのようにとらえていますか?

 

知り合いの人に介護をされている人がいたら、やっぱり「腰が痛い!」などの話を聞く事が多いでしょうか?

 

やっぱり「重労働」「肉体労働」というイメージですかね?

 

福祉用具の活用やボディメカニクスという力学を利用した技術で、かなりの軽減は可能ではありますが、やはり力が必要な場面はあります。

 

この肉体労働的な側面は否めないかなと思っています。

 

 

しかし、この「肉体労働」という側面より、もっと介護職員を苦しめているのが、「感情労働」という側面ではないかと私は思っています。

 

 

 

感情労働という概念

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あなたは「感情労働」という概念を聞いたことがありますか?

 

簡単に世の中の労働を分類すると、

 

 

①肉体労働

②頭脳労働

③感情労働

 

 

といった分類がなされるという事です。

 

「感情労働」とは、相手の対応如何を問わず、自分の感情を巧くコントロールし、冷静ににこやかに対処する事を求められる労働の事です。

 

介護の仕事も、どちらかというと、こちらの側面の方が「キツイ!」のではないかと思います。

 

 

※※※※※※※  想像してみましょう  ※※※※※※

 

相手は高齢で体が弱い人が多いです。

 

丁寧に対応しないといけません。

 

数秒置きに同じ訴えを何度もしてきても、怒らず丁寧に対応しないといけません。

 

認知症の症状がひどくても、ぞんざいに扱ってはいけません。

 

決して自尊心を傷つけてはいけません。

 

「トイレに行ってください。」「お風呂に入って下さい。」などの、ごく当たり前のこちらのお願いも聞いてもらえず、場合によっては暴力行為を受ける事もあります。

 

でも、怒らず、冷静に対応しないといけません。

 

夜勤などで自分ひとりしかいない場合に、休憩中や食事中にナースコールが鳴って、便まみれの対応をして、体に便臭が染みついた中で食事を摂らないといけません。

 

ほんの数分座らせてもらう事も出来ないくらい、ひっきりなしにナースコールで呼ばれたりする事もありえます。

 

そんな業務が続いてヘロヘロになっている中、現場に入っていない上司からは「もっと工夫をしろ。提案しろ。介護のプロだろ!」と言う人間も多い。

 

でも、我々は第一線で利用者様に笑顔で対応しないといけません。

 

少しでも感情をあらわにして怒ってしまうようなら、「虐待!」などと叫ばれてしまいます。

 

いつでも笑顔を!

 

それが福祉の業界に求められている事だから・・・。

 

※※※※※※※  想像終わり  ※※※※※※

 

 

う~ん、完全に「感情労働」ですね(;^ω^)

 

その上に「肉体労働」が乗っかっている感じですかね(;^ω^)

 

 

 

ちょっと長くなってきので、次いいきましょう。

 

 

②きたない

 

3Kの二つ目、「きたない」とうイメージ。

 

これはまぁ、想像が簡単ですよね。

 

高齢者の下の世話があるわけですから、全く介護の世界を知らない人にも想像が簡単だと思います。

 

逆にイメージしにくい「きたない」について、もっと深堀すると、

 

・爪水虫をもらってくる可能性がある。

・疥癬などの皮膚病をもらう可能性がある。

・インフルエンザなどの感染症をもらいやすい。

・上記にもあるように、食事休憩中に便まみれの介助もありえる。

・便を握っている手で、掴んでこられる。

 

簡単に出てくる所でこんなとこでしょうか・・・。

 

 

③給料安い

 

3つめのKは、「給料安い」。

 

まぁ、この問題は社会問題にもなっていますよね。

 

迫りくる超高齢社会に対して、介護職員を増やしていかないといけないはずが、介護職離れが甚だしい・・・。

 

大問題ですよね。

 

介護難民だらけになる未来なんて、おぞましいですよね・・・(;^ω^)

 

 

その為に、国も動き出していますよね。

 

 

介護職員処遇改善交付金の存在です。

 

 

介護職員処遇改善交付金

 

要件を満たした事業所に対してしか交付されませんが、この制度がないと本当にこの業界は終わっています・・・(;^ω^)

 

私もこの処遇改善手当がない時は、いい歳して、そこそこの経験がありながら、家族もあるのに、手取りが十数万円しかありませんでした・・・。

 

ほんと泣けてきましたよ・・・。(;^ω^)

 

一家心中する人がいるってのも、嘘ではないなと思いました。

 

 

現在では、この制度の見直しで段階的に収入がアップして、やっと平均的な収入が・・・とまでは、まだ追いついていないですが、少しは負担が軽減されました。

 

 

でも、気は抜けません。決して、会社から頂く「基本給」ではありませんからね。

あくまで手当てです。

 

我々介護職員は、介護のスキルアップや意識改革なども大切ですが、この「収入」については特にもっとシビアな目を持たなくてはいけないなと思っています。

 

 

以上、介護業界の「3K」でした。

 

 

※つづく

 

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