「事故」というもの

      2018/03/12

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おはようございます。

笑う門には福来る!

笑わせ介護士の八福です。

 

 

前回までで一旦「虐待」のテーマについては終わり、今日は「事故」というものについて書いていきます。

私は正直この業界に入るまで、この仕事における「事故」という概念があまりありませんでした。

 

この「事故」からも、私はこの業界に入ったばかりの頃、大きなカルチャーショックを受けました。

 

★介護現場における事故というもの★

全くこの業界を知らない人からしたら、介護現場で「事故」ってなんぞや??ってなりません?

私だけ?(;^ω^)

「転倒」などの答えはすぐに返ってきそうかな。

 

 

まぁ、この介護現場における「事故」というもの。

歩いていて転んで、床にビタ~ン!!などの「転倒」とかなら、「あぁ!、事故った~!」

なんて理解しやすいですが、私がまだ介護業界に入ったばかりの頃にカルチャーショックを受けたのは、

 

 

「あぁ!!〇〇さん、ハクリしてるー!!!」と、ある職員。

 

「えぇ~!!!?」と周囲も駆けつける。

 

「ん??ハクリ??とりあえず行ってみよう。」と私も駆けつける。

 

 

すると、あるおじぃちゃんの腕に小さな傷があるのです。

1cmくらいだったかな?

薄い皮がチョロッとめくれて少し血がにじんだような。

 

私は正直「な~んだぁ。ハクリって腕の皮が剥離したことか。それもこんな擦り傷程度か。」などと思ったわけです。

 

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★業界のスタンダード★

しかし、そこから周囲の先輩職員さん達は、「仕事が増えた。」と少々苛立ちながらも、慌ただしく動き出します。

私は後から知るわけですが、そのおじぃちゃんの小さな腕の皮の剥離が、「事故」として扱われ、「事故」として扱われると、「事故報告書」という物が必要になります。また、事故報告ということになると、「それが何故できたのか?」そして「今後、同じような事故を起こさない為に、どういう対策をするか?」などの話を、カンファレンス(←簡単に言えば「対策会議」みたいなもの)を開き、協議の上決定し、書類にするのです。また、家族様には事の次第を説明し、場合によっては謝罪します。

 

 

といったプロセスが必要になってきます。

 

 

私は正直、

 

「・・・はぁ!?」

 

と大きな衝撃を受けました。

 

 

「そんな擦り傷程度のケガ、ツバ塗っときゃ治るじゃん!オレらこの世代の人らに、そうやって教育されてきたじゃん。老人は赤ちゃんか?」って思ったりしました。(;^ω^)

 

 

でも、この業界ではそれがスタンダードなんですね。

 

 

現場職員さんが、「事故」というものに対してピリピリする意味がわかりました。

ただでさえ止まる暇ないくらい忙しいのに、報告書も事細かに書いて、会議も開いて、家族様にも謝ってなどの仕事がドドドっと増えるわけです。そりゃ、「事故」に対してイラついてしまう気持ちもわかるわ~って思いました。(;^ω^)

 

 

でも、この「事故」問題。もっと取り扱いを考えていかないと、おかしな問題をはらんだままになってしまい、いつか余計な問題を起こし兼ねないと私は思っています。

その辺をまた次回以降に書いてみたいと思います。

 

 

※つづく

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