おはようございます。
笑う門には福来る!
笑わせ介護士の八福です。
「事故」のテーマについて話を進めていますが、ちょっと「事故」というテーマからは脱線している感がありますね(;^ω^)
「事故」というよりは、事故にまつわる人間ドラマ的な話になってますね(;^ω^)
今回は、ガッツリ「事故」について書いてみたいと思います。
介護事故
まず介護場面における事故ですが、色んな種類があります。
・転倒(てんとう)
・転落(てんらく)
・剥離(はくり)
・誤飲(ごいん)
・誤薬(ごやく)
・滑落(かつらく)
・異食(いしょく)
・打撲(だぼく)
などなど
まぁ色々とあります。
特に優先順位というものなどがあるわけではないですが、私が特に気をつけているのは、
・転倒
・誤飲、誤薬
です。
なぜかと言う理由などは下記に述べていきます。
①「転倒」の恐ろしさ
まぁ、正直、説明するまでもなく、高齢者が転倒したら恐ろしい事は誰でも想像つきますよね(;^ω^)
まぁ、高確率で骨折します。
骨折すると大体入院しますよね。
そして、入院するとベッド上でも生活を余儀なくされますよね。
あなたはしばらく入院したことがありますか?
若い我々は想像する事が難しいですが、若くてもしばらく入院してベッド上での生活が続けば、歩けなくなります。
つまり、高齢者だと尚更です。
私の勤める施設でも転倒事故に関わらず、何らかの理由で入院された利用者さんが、入院前はバリバリ歩けていたのに、退院後に歩けなくなっている事ってよくあります。
使わなくなったから機能が衰えたんですね。
いわゆる廃用症候群ですね。
まぁ、我々はここから生活リハビリなどをして、以前の元気な姿に戻ってもらう事に燃えるわけですが、退院後の機能低下したままでいるとなると、今度に対する意欲や無意識的に行えていたことも出来なくなります。機能面の低下や精神面の低下がなおさら認知症を進め、急激に老化を進めているように思います。
またこのケースは退院されていますが、たかが骨折しただけでの入院なのに、そのまま退院できずに病院で亡くなられる方もおられます。ベッド上での生活を余儀なくされ、完全に弱ってしまった事が推測できますよね。
施設内で自由奔放に暴れまわっていた利用者が、病院に入院して同じような事をしているとどうなるか?そう、色々な抑制がはいります。病院は自由にはさせてもらえないのです。医療が命を守る事が最優先ですから、個人のQOLなどは関係ないのです。
そして、そのまま帰ってこれなくなる人、結構います。
こういう例は寂しいですけどね。
新しい環境で巧く順応してくれりゃいいんですが、なかなかそうはいきません。
ということで、転倒して骨折などすると、こういう悲しい結末になる可能性が高いという恐ろしさでした。
※つづく