褥瘡(じょくそう)ってなぁに?介護士は何に気をつければいいの?

      2018/03/12

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おはようございます。 

笑う角には福来たる。

笑わせ介護士の八福です。

 

 

この前、高齢者がなりやすい病気やケガについて書きました。

 

 

今日はその中の一つ、「褥瘡(じょくそう)」について書いてみたいと思います。

 

 

あなたが介護業界にいるならば、確実に知っていますよね?

 

 

でも、全くこの業界を知らない人は、せめて「床ずれ」は聞いたことがあるかもしれませんが、「褥瘡」までは知らない人が多いと思います。

 

 

 

では、この褥瘡について見ていきましょう。

 

 

褥瘡(じょくそう)ってなぁに?

では、褥瘡(じょくそう)についてですが、簡単に言うと、

 

 

皮膚が腐って、体に穴が開く

 

 

という事です。

 

 

「ええぇ~!!!???( ゚Д゚)」

 

 

って思いませんでした?(;^ω^)

 

 

 

でも、あるんです。本当に。

私もよく見てきました。

 

 

ちょっと実際の画像などは、載せられませんが、本当にエグイです・・・(;^ω^)

 

 

人間の体に穴が開いているんですよ・・・。

 

 

初めて見た時は、正直私もドン引きしました。

 

 

酷い褥瘡を見て、気を失う看護師さんの卵たちもいる程です。

 

 

では、なぜ人間の体に穴が開いてしまったりするのでしょう?

 

 

なぜ褥瘡(じょくそう)が出来てしまうのか?

 

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現在、よく言われている理由として、下記の4つがあります。

 

 

 

①圧力

②摩擦

③乾燥と湿潤

④低栄養

 

 

 

 

この4つがどういうものかを見ていきます。

 

①圧力

人間は、寝ている時に、ある一定の箇所に圧力が加わります。

 

 

その一箇所に圧力が加わり続けると、しんどいですよね?

 

 

我々のように若く、五体満足でいれる場合は、無意識的に「寝返り」というものをしますよね?

 

 

これが、高齢で要介護であった場合などは、「寝返り」が出来ないわけです。

 

 

そうすると、その一箇所に圧力が加わり続け、血流の巡りがなくなっていき、壊死していくことになります。

 

 

 

②摩擦

摩擦というのは、字のとおり、「こすれる」という事です。

 

ベッドのギャッチアップ(電動や手動で背中側や脚側が上がるベッドの上げる操作する事)をした際、利用者様の体はズレ、その際、特に出っ張っている「仙骨」(←お尻のしっぽの位置の骨)部分がこすれますよね?

 

 

高齢で寝たきりの人などは、特に皮膚が弱いです。

 

 

こすれる事に対して、本当に弱いです。

 

 

私もこの業界に入って、

 

 

「こんなにも簡単に皮膚がめくれるのか!?」

 

 

と驚いた事をよく覚えています。

 

 

 

③乾燥と湿潤

高齢の方の皮膚は、とにかくかなりの乾燥状態です。

 

 

衣類などを脱ぐ際は、皮膚の角質などが、パラパラと雪のように降ってきます(;^ω^)

 

 

若い我々でもそうですが、冬場になり、皮膚が乾燥していると、あちこち荒れてきて、皮膚トラブルを起こしますよね?

 

 

そう、皮膚が乾燥していると、弱いんです。

 

 

また、逆にお風呂などに長時間入っていると、指先などはフニャフニャとふやけますよね?

 

長期間、絆創膏などを巻いていた指なども、フニャフニャにふやけ、その時の皮膚って弱いですよね?

 

 

要介護の高齢者の特におしりの部分って、その両方が起こるんですね。

 

 

皮膚自体は、ただでさえ乾燥して弱いうえに、おしりはオムツを巻いたままで、また中で尿失禁などをするわけですから、そこがふやけて、なおさら弱くなるということです。

 

 

 

④低栄養

最期に低栄養ですが、介護現場で働いている人はよく耳にすると思いますが、血液検査をした時に、

 

 

アルブミン値(Alb)

 

 

というものがあると思います。

 

 

これが、栄養状態を示す一つの指標となっています。

 

 

通常、我々のように若くて元気であれば、4.0以上あるようですが、これが高齢で体の弱い方になると、3.5を下回ってきたりします。

 

 

その状態が、低栄養となります。

 

 

ただ、あくまで低栄養の指標の一つとなるだけですので、断定できるものではありません。

 

 

 

 

 

 

褥瘡(じょくそう)って介護の怠慢!?介護士がするべき褥瘡予防

先に、褥瘡の出来る原因について見てきました。

 

 

褥瘡の出来る原因がはっきりとわかれば、対策って考えつきますよね?

 

 

先の原因について見ていくと、

 

①圧力への対策

 → 同じ個所への長時間の圧力をなくす

 → 適度に寝返りの介助をするなど、こまめに姿勢を変える

 

 

②摩擦への対策

 → 褥瘡の誘発部位がこすれないように注意する。

 → ギャッチアップする際は、ズレ防止のクッションを挟む等

 → 車椅子での座位時にも、ズレないようなシーティングを考える

 

 

③乾燥と湿潤への対策

 → とにかく臀部(おしり)を不潔にしない

 → こまめなオムツ交換や臀部の洗浄と乾燥

 → 臀部を清潔にした後は、保湿剤などを塗布する習慣をつける

 → 水分もしっかりと摂取する

 

 

④低栄養への対策

 → 1日にどれくらい食事がとれているのか、栄養管理をきちんとする

 → アルブミン値などの血液データなどをこまめにチェックする

 → ご本人の表情に活気があるか、日々の様子の変化に敏感になる

 

 

考え得る対策を書いてきましたが、確かに介護職が「専門職」と言われるためには、褥瘡をつくってしまう介護って、「怠慢」と言われても仕方ない側面もあるかもしれませんね(;^ω^)

 

 

私たちは、適切な知識をつけ、より良い介護をしていきましょうね(^_-)-☆

 

 

目指せ、スーパー介護士☆彡

 

 

※つづく

 

 

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 - 高齢者の病気とケガ