血液の情報は命の情報!?介護士がおさえておきたい血液情報のポイントとは?

      2018/07/07

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おはようございます。 

笑う角には福来たる、笑福介護士の八福神です。

 

今日は、介護に関わらず、誰しもが一度はしたことのあるであろう、血液検査についてのお話です。

 

注射が嫌いだったり、血を見るのが嫌いな人には、地獄のあの採血です(;^ω^)

 

あなたが会社勤めであったりすると、必ず健康診断などでは欠かせない検査ですよね?

 

私も若い頃は血液検査をしても、何も気に留めていませんでしたが、特に注意していないと、検査結果も見ないでそのままになってしまいますよね?

 

でも、この血液情報には、大切な命の情報がぎっしり詰まっています。

 

もしあなたが介護士であるならば、最低限の情報については知っておきましょう。

 

血液検査(採血)はなぜするのか?

誰しもが知っている事かとは思いますが、なぜ血液検査をするかと言えば、

 

体の異変を調べるためです。

 

体の異変は、血液の状態に出るものが本当に多いです。

私も介護の業界に入った頃が、看護師さんなどが、「〇〇さんのCRPが高い。」「△△さんのHbA1Cが前よりも高くなっている。」等の会話をされており、本当にちんぷんかんぷん((+_+))で、全く付いていけない~!!となっていました(;^ω^)

 

でも、今やネットで調べればすぐにわかる時代。

 

調べて一度覚えてしまえば、なんてことないです(^_-)-☆

 

入居者さんの体の状態を知り、どういったケアをしていくべきか?を見抜いて検討していく為に、最低限の情報はインプットしましょう。

 

 

血液情報の種類にはどんなものがあるのか?

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血液の情報と言っても、本当に色んな種類の情報があります。

ここでは、私が勤める施設でもカンファレンスなどでよく話に上がってくる情報について見ていきます。

 

肝臓系

総たんぱく

字のとおりですが、血液中の総たんぱくの量です。

数値が低いと、栄養障害やネフローゼなどが疑われます。

適正範囲:6.5~7.9g/dL

 

アルブミン値

たんぱくの中で最も多く含まれる成分です。

肝臓で合成されており、主に栄養状態などを示します。

適正範囲:3.7~3.8g/dL

 

γ-GTP

肝臓た胆道に異常があると数値が上昇します。

慢性肝炎やアルコール性肝障害などが疑われます。

適正範囲:50U/L以下

 

 

腎臓系

クレアチニン

簡単に言うと、老廃物です。腎臓でろ過され、尿の中に排泄されるのですが、数値が高いと腎臓の機能が低下していることが考えられます。

適正範囲:1.00mg/dL以下(男性)、0.70mg/dL以下(女性)

 

BUN(尿素窒素)

体内のたんぱく質の老廃物が尿素窒素です。

数値が高いと、尿素窒素を排出する機能が低下しているサインで、腎臓の病気を疑います。また、数値が低いと、肝臓で尿素窒素が正常に作られていないサインで、肝臓の病気を疑います。

適正範囲:8~20mg/dL

 

 

尿酸

痛風の原因になるものです。高い数値が続くと、関節に蓄積して関節痛を起こし痛風になります。尿路結石も作られやすくなります。

適正範囲:7.0mg/dL以下

 

 

糖質系

血糖値

馴染みのあるものだと思いますが、そう、主に糖尿病を調べる指標になります。

血液検査をした時点での血糖状態を示します。つまり、食前や食後、ストレスなどでも数値が変動しますので、正確性には欠けます。

適正範囲:99mg/dL以下

 

HbA1c

「ヘモグロビン・エーワンシー」と読みます。血糖値と違い、過去1~2か月の血糖状態を示します。つまり正確なデータを知る事が出来ます。

 

※血糖値が前回の検査よりも下がっていても、HbA1cが上がっていたら危険ということです。

 

 

血球系

赤血球

血液中に含まれる成分で、主に酸素や二酸化炭素を運ぶ役割を担います。よく知られているのが、赤血球数が少ないと、「貧血?」ということです。

 

血色素(ヘモグロビン)

赤血球に含まれる成分で、酸素の運搬役です。数値が少ないと、鉄欠乏性貧血などが疑われます。

適正範囲:13.1~16.3g/dL

 

ヘマトクリット

血液全体に占める赤血球の割合のことです。数値が低いと鉄欠乏性貧血などが疑われ、高ければ多血症、脱水などが疑われます。

 

白血球

高い数値を示す場合は、細菌感染症にかかっていたり、炎症、腫瘍の存在が疑われます。低い場合は、ウイルス感染症、薬物アレルギーなどが疑われます。

適正範囲:3.1~8.4

 

 

感染症系

CRP

炎症反応といい、細菌・ウイルス感染、癌などによる組織傷害など、免疫反応障害などで炎症が発生した際に増加するもの。

適正範囲:0.30mg/dL以下

 

HBs抗原、HCV抗原

HBs→B型肝炎ウイルスの感染の有無を調べます。

HSV→C型肝炎ウイルス感染の有無を調べます。

 

 

ざっと、挙げてきましたが、正直覚えられないですよね(;^ω^)

大丈夫、私も完璧には把握していません(;^ω^)

 

とっても大切な情報ではあるのですが、難しい医療的な知識や、大勢の入居者さんの情報は正直覚えきれません。

忘れていたら、その都度学習しています。

 

でも、この中でも、介護士も忘れてはならないポイントがあります。

介護現場で働く中で、特におさえておきたいポイントを次のテーマで書いていきますね。

 

介護士が特におさえておきたい血液情報ポイントとは?

アルブミン値

先に書きましたように、その人の栄養状態を示します。褥瘡に関する記事の所でも書きましたが、この栄養状態が低いと褥瘡をつくってしまう1つの要因になる可能性があります。

 

高齢で寝たきりの人で食事がろくにとれない人などは、栄養状態が総じて悪いです。だからこそ、介護士のケアで栄養状態の低下から招くあらゆる疾病を防ぐ事が必要です。

 

 

血糖値・HBA1c

「お年寄りって血糖高いの?」なんて思ったりするかもしれませんが、意外に多いです。また、高齢になるとやはり運動が足りなくなります。だから食事制限などが仕方なく施される入居者さんもよくおられます。

 

糖尿病の記事の所でも書きましたが、放っておくと、超怖~い合併症を引き起こしますからね。血糖値やHBA1cの数値に異常のある人は把握しておかなくてはいけません。

 

 

HBs抗原、HCV抗原

B型肝炎とC型肝炎です。肝炎に関する記事の所でも書きましたが、あ・な・た・に感染する可能性もあるわけです。他人事ではありません。

 

目の前の入居者さんが、HBsやHCVなどの感染者であるか否かは、必ず把握しておく必要があります。

 

以上、かなり簡潔に書きましたが、上記のもの以外にも覚えられる人はもちろん覚えてくださいね(^_-)知ってて絶対損はないですからね(^_-)-☆

 

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