介護の専門性を高めるために介護士が学ぶこと

      2018/03/12

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おはようございます。

笑う門には福来る!

笑わせ介護士の八福です。

 

 

前回、「まだまだ発展途上の介護業界」について書きました。

 

 

①介護の目指すべきもの

②介護と看護は違う!?

③介護の社会的価値

 

 

という大見出しで書きました。

 

 

今日は、この中の一つ、①介護の目指すべきものにもう少し詳しく触れていきたいと思います。

 

 

前回のブログにあった、介護・看護の役割マトリックスを覚えていますか?

というものです。

 

 

この図を基に話すと、伝わりやすいかと思うので、この図を利用しながら、「介護の目指すもの」について、私の思う所を書いていきますね。

 

 

 

「介護」の役割と現状

 

私が介護の世界に入って何か所か渡り歩く中で思ったことは、「介護の専門職でありながら、専門職ぽくないよなぁ。」という事です。

 

先のマトリックスで表すと、下図のような感じです。

図のように、「介護」の占める力が弱く、いわゆる「やらされ仕事」「やっつけ仕事」「ビジョンや方針のない仕事」の要素が強い職場が多いのかなと感じました。

 

自分たちが何を目指していっていいかわからない、どこを目指していいのかわからない、日々同じ業務をこなすだけの職場に活気があるわけないですよね。

 

そういう職場って、だいたい長年働いている古株さんが、仕事が出来なくても、常軌を逸する行動をとっていても、「ここではその人が常識」みたいな風土があり、この牙城を崩すのは並大抵の事ではないですよね。

 

また、図の通り、介護の占めるエリアが小さいわけですから、専門性に乏しく、看護師からもあからさまに下目に見られる事が多いです。

 

 

介護業界の力関係の構成

 

この業界の特性というか、下図のような力関係の構成を感じる時がまだまだあります。

決してこういった構成が決まっているわけではありません。

 

ただ、こういった力関係を感じてしまう場面が十分にあり得るという事です。

 

施設の看護師さんは若いうちは病院勤めをしていて、その後施設に勤める病院上がりの人が多いです。

そして、そんな病院勤務での「介護士」さんの扱いって、「看護助手」なんですよね。

 

 

「助手」です。

 

 

つまり、「自分より位が下の者」という認識をされている方が結構多いです。

 

私が今までいた職場でも、平気で「そんな仕事は介護にやらせとけ。」や、少し意見しようものなら、「介護がえらそうな事言うな。」などといった、個人ではなく職種で蔑視する発言をする看護師が、まぁ~多数います。

 

こんな言われ方されたら悔しいでしょ?(;^ω^)

 

こういった構造を解体していく為にも、介護職は、もっと専門性を持ち、先ほどのマトリックスの介護のエリアを拡大していく必要があります。

 

 

「介護職」が身に付けるべき専門性

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ということで、介護職がこの専門性を高めていかないといけない事はわかりましたよね。

 

では、何をどうやって高めれば良いのかという事です。

 

 

また先ほどのマトリックスの話になりますが、下図のように介護エリアを拡大していきます。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

この、エリアを拡大する為に、我々介護士が学ばなければならない事は?

 

想像できますか?

 

 

ここは人それぞれ想像してもらって、自己研鑽し、自分の職場是非活かして欲しいのですが、私の思う所を数点だけ書いておきますね(^_-)

 

 

 

【科学的方面へエリアを伸ばす】

科学的といのは、何事にも根拠(エビデンス)が必要であるという事です。西洋医学がまさにそうですね。医師や看護師さんはまさにこの領域です。人間の生活のQOLを上げていく為の支援を、科学的根拠(エビデンス)の観点から探っていく必要があります。3大介護である、食事・排泄・入浴なども、科学的根拠の視点でもって研究していくと、新しい発見が次々と見つかるはずです。

 

 

【看護師と合わさる部分】

我々介護士は、看護師ではありません。

だから、医療の人間ではありません。

しかし、医学知識も少しは備えていないと、いざという時に大変困ります。

それが、「介護」と「看護」の合わさっている部分です。

解剖生理学あたりは介護士も知っておく必要がある事が多々あります。

このエリアは今後もっと増えていくかもしれません。

 

 

【非科学的方面へエリアを伸ばす】

 科学的根拠はないが、利用者さんのQOLの向上に結び付いているものです。我々介護士の一番の力の見せ所でもある分野です。先にも述べましたが、医療に見放されたような人が、介護施設に来て奇跡的?に元気になるケースが多々あります。ここで必要なのは、徹底した人間理解力だと思います。目の前にいる体の動かない言葉も喋れない人は、何に対してどんな反応を見せるのか、ほんのささいな変化を見逃さず、その変化の要因を追求してQOL向上に繋げる。このポイントを重要視し、支援できる人がスーパー介護士の真骨頂でしょう。私自身、キャッチコピーで書いているように、「笑い」という要素もこの分野を大きく占めると思っています。

 

 

【個別方面へエリアを伸ばす】

 先にも述べましたが、まだまだ全ての施設で充実した個別支援というわけにはいかないと思います。施設の決めた日課(スケジュール)があり、食事、入浴、就寝などの時間や摂取カロリー量などと、色々と制約があるのが介護施設です。この辺は病院になると、もっと厳しいでしょう。介護施設は、「生活の場」「生活の場」とよく言われますが、自分自身が利用者の立場なら、色々な制約があり、発狂してしまうだろうな・・・と思う事がよくあります。

 

 

【集団方面へエリアを伸ばす】

 個別では、全く心を開いてくれない利用者さんが、あるレクリエーションで、満面の笑みではしゃいでいた。体も不自由で全く意思の疎通も不可能であるかに思えた利用者さんが、ある慰問で時折笑顔も見せ、歌に合わせて手拍子していた。なんて事はよくある事です。こういうのは集団での取組みでの強みです。

 

 

 

いたって簡潔に書きましたが、これだけでも各分野への研究を重ねていくと、もっといい施設が作れるのではないか?と希望が湧いてきませんか?(^_-)-☆

 

 

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