特別警報発令!?災害発生時に慌てないように介護士がしておくべき訓練や対策とは?
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おはよございます、八福神です。

 

恐ろしい未曾有の大雨が西日本を中心に襲ってきています。

私も例に漏れず、西日本在住者ですので、避難勧告が発令され、避難所へ避難しようかどうか迷うギリギリの所でいる事を余儀なくされ、被害を被っています。

 

痛ましい被害に合われた方には、本当に気の毒としか言いようがありません。

まさかこんな天災が来る事が想像できたでしょうか?

台風でもないのに、かれこれ数日間激しい雨が降りどおしで・・・。

あちこちで河川が波乱して・・・。

地獄絵図を見ているようです。

 

今日は、家が流されるかもしれない!?という状況の為、仕事にも行けないので、川の状況を眺めながら避難するタイミングをうかがいながら、介護現場でも超大事な防災関連の記事を書いていきます。

 

特別警報や避難発令の種類ととるべき行動とは?

初めてみた!?「特別警報」とは?普通の警報とどう違う?

 

警報

重大な災害の起こる恐れのある旨を警告して行う予報

<警報の種類>

大雨、大雪、暴風、暴風雪、大雨・大雪などによる山崩れ、高潮、波浪、浸水、洪水、の警報がある。

 

特別警報

予想される現象が異常であるため、重大な災害の起こる恐れが著しく大きい場合に、その旨を示して行う警報。

<特別警報の種類>

大雨、大雪、暴風、暴風雪、大雨・大雪などによる山崩れ、高潮、波浪

 

避難に関する発令の種類と、とるべき行動は?

1.避難準備情報

その後に避難勧告や避難指示が発令されることが予想される場合に先に発令されます。被害が予想される地域の住民に早めの避難を呼びかけます。

→もうこの段階から避難する際の持ち物は出しておくべきです。

 

2.避難勧告

人的被害が発生する可能性が高まった場合に発令されます。指定された避難所など安全な場所への避難を勧めるためのものです。強制ではありません。

→悪い事は言いません、早めに逃げましょう!!

 

3.避難指示

人的被害が出る危険性が非常に高まった場合人的被害が発生した場合に発令されます。避難指示が出た場合は直ちに避難しなければいけません。

 

私の住むエリアは今回、「避難勧告」止まりでしたが、川付近である為、まぁ、怖かったです。

 

どうもできないくせに持ち家であるが故に、「流されてたまるかー!!」と避難を躊躇してしまいました(;^ω^) ←持ち家の人は気持ちわかりますよね(;^ω^)

 

が、しかし、この「避難勧告」レベルでも、充分に避難した方が良いレベルです。

小さい子供やお年寄りがおられるなら尚更です。

 

山のふもとにある家なら尚更、避難勧告が出るか出ないかの時点で速やかに避難するべきです。山くずれなど、本当に一瞬の出来事です。

 

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立地条件から推測される被害を先読みする

あなたの家や職場の構造や立地条件は?

あなたの家はどういった構造でどういった環境に建っていますか?

 

・木造?2階建て?

・鉄筋コンクリ―ト造?

・海が近い?

・川が近い?

・山が近い?

・家が密接している?

 

こういった、構造や立地条件によって、色々な災害時にはどう対処すべきかを事前にイメージしておく事が本当に大切です。

 

火災での被害が大きいか?

水害での被害が大きいか?

地震による被害が大きいか?

 

場所別、災害別での警戒レベルって本当に変わってくると思います。

 

そのエリアの特性を読んでおくと、家を建てたり購入する際にも本当に役立ちます。

→これ、ほんとに重要です(;^ω^)

 

 

今回のような「大雨」の際に予想される被害を先読みする

家が木造であった場合、そして私のように川の近くに家がある場合、真っ先に危険を察知するのは、

 

洪水による家への浸水

その先には家が流される・・・

 

という心配です。

 

だから、「土のう」のような物を買いそろえたり出来る人は、是非持っておいたほうが良いでしょう。その十数センチの差で家に浸水するかしないかが決まるかもしれません。

 

家を建てる前であれば、川に近い等のエリアに住む予定なのであれば、木造よりも鉄骨造などの家の方が安心でしょう。

 

介護施設での避難訓練の大切さとポイント

火災想定の避難訓練がなぜか多い?

私が勤める施設でも、やはり避難訓練というものは定期的に行っています。

 

「訓練っていったって、練習だから実際の本番とはわけが違うよな~。」なんて声も聴かれますが、やはり何度か繰り返し練習しているだけあって、職員のみんなが一つ一つの動作にかけるムダな時間が少なくなってきているように思われます。

 

「次に何をすべきか?」の判断が早くなっています。

 

これって本当に素晴らしい事です。

練習のたまものですよね(^_-)-☆

 

が、しかし、、、

 

他の施設さんでも同じかもしれませんが、このほとんどが

「火災」を想定した訓練なんですよね?

 

地震を想定した訓練ももちろん行っていますが、その際も副次的に起こる「火災」がメインになってきます。

 

 

大雨による水害や交通遮断に関する避難訓練やリスクマネジメントももっと必要

今回の特別警報続きの大雨でも痛感しましたが、

大雨による水害により交通も遮断された場合の避難訓練

などは、あまり行われていないのではないか?と思われます。

 

例えば、あなたの勤める施設で、川の水が氾濫し、施設内に水があふれて入ってくる事がわかっている場合、しかし、職員の応援を呼ぼうにも、職員も交通網が遮断されており、通勤できない・・・。

 

そんな時、大雨の中を一人一人車椅子に乗せて避難誘導??

 

・・・・・・

 

なかなか出来る事ではありませんよね?

 

 

東日本大震災でも、津波に襲われる施設がありましたが、あの状況では、冷静に避難誘導なんてできませんよね?

 

もっともっと、水害にも目を向けた避難訓練やリスクマネジメントが必要だと、真剣に思います。

 


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