廃用症候群を起こさせない為に!介護士が取組むべきポイントやマインドセット

      2018/03/12

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おはようございます。 

笑う角には福来たる。

笑わせ介護士の八福です。

 

 

今日は廃用症候群について書いてみたいと思います。

 

私はこの介護業界に入った頃、これが何のことだかサッパリわかりませんでした(;^ω^)

 

 

 

「廃用(はいよう)!?」

「廃棄物かなにかの事??」

 

 

 

みたいな程度のちょっとイタイ発想をしていました(;^ω^)

 

 

 

でも、今後の介護業界にとって、一番といってもいいくらい、注意しないといけないポイントだったんですね。

 

 

では、「廃用症候群」が何なのか、出来るだけわかりやすく書いていきますね。

 

 

 

廃用症候群とは?

廃用症候群をウィキペディアで調べると、下記のように書いてあります。

 

安静状態が長期に渡って続く事によって起こる、さまざまな心身の機能低下等を指す。生活不活発病とも呼ばれる。特に病床で寝たきり状態でいることによって起こる症状が多い。

 

なにやら難しく、介護の経験が全くなかったら想像しにくいですよね(;^ω^)

 

簡単に言うと、

 

動かなくなることで起こる障害や病気

 

の事です。

 

我々のように、まだまだ現役世代の人間でさえ、しばらく動かずにずっと家にいたりすると、何か体の調子が悪くなりますよね?

 

若くても骨折して入院したりして、「約2週間歩かないだけでも、歩けなくなる!」といった話もあります。

 

話はそれますが、電化製品や車などでも同じですよね?

常に適度に動かしているほうが、長持ちすると言いますよね?

 

人間も常に流動的に動いていないといけないとい事ですね(^_-)

 

廃用症候群になると、どんな恐ろしい事が

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ずっと寝たきり(寝かせられきり)で過ごしていると、下記のような恐ろしい症状が出てくる可能性が大きいです。(これもウィキペディアからの引用です)

 

 

 

・筋委縮(きんいしゅく)

・関節拘縮(かんせつこうしゅく)

・褥瘡(じょくそう)

・廃用性骨萎縮(骨粗しょう症)

・起立性低血圧(きりつせいていけつあつ)

・精神的合併症(せいしんてきがっぺいしょう)

・括約筋障害(便秘・尿便失禁)

 

 

 

ウィキペディアからそのまま引用しましたが、う~ん、残念ながら、確かにどれも当てはまります(;^ω^)

 

 

一つひとつ細かく見ていくと、長くなるので、理解しやすいように、ピックアップして超重要な点を挙げていきたいと思います。

 

 

筋の萎縮や関節の拘縮

元気な頃はまっすぐに伸びて歩けていた脚が、例えば骨折で入院して、退院してきたと思ったら、脚がまっすぐに伸びない!( ゚Д゚)なんて事はザラにあります。

 

 

リハビリで伸ばしてあげようとしても、ひざ裏の筋がピーンと張って、「これ伸ばしたら筋が切れちゃんじゃない・・・?」みたいな状態も多いです。

 

また、関節についても、麻痺のある人などを見られた方はわかると思いますが、自分の意志とは反して、特に体の内側へ締め付けるように、日に日に力が加わっていっている感じがあります。

 

 

まるで、外側から見えない何らかの強力な力によってプレスされているかのように。

 

 

介護士にとっては、オムツ交換などがとてもしにくくなるので、利用者・介護者双方にとって、本当に悩ませる症状です。

 

 

またこういった人たちは、動いてないわけですから、骨ももろくなっている可能性が高く、オムツ交換でキレイにしてあげようと、無理に関節を開いたりしたら、

 

「ポキッ!!」

 

と骨が折れるケースもあります。本当にあるんですよ。怖い怖い・・・(;^ω^)

 

 

褥瘡(じょくそう)

褥瘡については、詳しくは褥瘡の記事を読んでくださいね(^_-)-☆

 

読んでもらったらわかるかと思いますが、完全に褥瘡を誘発する要因ですよね。

 

 

精神的合併症

私が思うところでは、認知症やうつ病などがここから始まるのではないかと思っています。

 

例えば、あなたが、体に麻痺はあるが、頭はしっかり元気な人であった場合どうですか?

 

寝たきり(寝かせられきり)で、ずっと過ごしていた場合。

 

無機質な天井をずっと見上げての生活が何日も何年も続いた場合。

 

 

気がおかしくならないですか?(;^ω^)

 

 

認知症に関しても、長年連れ添った配偶者の喪失後によく症状が悪化するなど言われます。

 

 

体もそうですが、脳みそも適度な刺激を受けていないと、廃用になっていくという事ですね。

 

 

この脳みそについては、まだまだ医療が及ばない事が多いわけです。

 

 

だからこそ、我々介護士が知恵を絞り、力を発揮するべき分野でもあると言えます。(^_-)-☆

 

 

括約筋障害(便秘・尿便失禁)

これは、誰しも一番理解しやすいですよね?

 

例えば、学校や仕事に行った日と、お休みで一日家にいて、特に何もしなかった日とで、ウンチの出方って違わないですか?

 

ちょっとでも便秘傾向のある人はなおさらですよね?

 

 

私は普段快便派ですが、やっぱり家にいて全く動かなかった日などは、少々便秘気味です。(汚い話ですみません・・・(;^ω^))

 

 

なので、高齢者になると、輪をかけて、「動かない」、「水分をとらない」人が多く、この排便の問題はかなりの多くの人が抱えています。

 

 

そこで、下剤などを乱用?されて、

 

 

排便コントロール

 

などと言われているわけです。

 

 

現場の介護士さん、排便コントロールって何もいい事ないですよね?

 

 

利用者の体を痛めつけ、それを処理する介護士はエグイ量の便失禁を処理する。

 

LOSE―LOSEですよね・・・(;^ω^)

 

 

廃用症候群から脱出する為に介護士がするべきこととは?

色んな症例を書いてきましたが、廃用症候群ってとにかくやっかいなのはわかりましたか?

 

でも、寝たきり(寝かせきり)が主な原因ではあるので、対応は出来そうですよね?

 

簡単に言うと、とにかく

 

適度に刺激を与える

 

という事です。

 

長年働いてきて思うのは、介護職員さんは、こういったおぼろげな対応策までは出るのですが、その先に対策を具体的にしていくというのが苦手な方が多いように見受けられます。

 

 

そして、PDCAサイクルというものも知らない人が多いです。

 

 

刺激を与えるという事を、分野ごとに分けて、追求していけば、何らかの方法は浮かぶはずです。

 

そして、計画→実行→評価→見直し→・・・とPDCAサイクルを回していくのです。

 

それが、今後求められる、

 

科学的介護

 

に繋がっていくと私は思っています(^_-)-☆

 

これからの時代に求められる「科学的介護」

今後、この日本国は、「科学的介護」の導入をしていく方針のようです。

 

だからこそ、後手後手に回らないように、あなたも科学的介護のマインドセットを持ち合わせておいて下さい。

 

科学的介護をしていくためには、先ほども書いたような

 

 

 

・対応策を徹底的に追求する。

・PDCAサイクルを回す

・データ取りし、根拠を掴む

 

 

 

事が重要になってきます。

 

理系の人はそういうの得意かもしれないですね(;^ω^)

 

でも、勘違いして欲しくないのは、「科学的介護」一色にい染まれというわけではないです。

 

別の記事でもマトリックス図にて書きましたが、私はこの介護の分野は、「科学的」、「非科学的」、「個別」、「集団」といったあらゆる分野で力をつけていく必要があると思っています。

(マトリックス図は以下のとおりです)

 

 

 

人間は決して科学だけで解明できるものではありません。

しかし、人間は科学によって進化してきました。

 

 

この介護の分野も、もっと介護士が科学的に検証を重ねていくことで、進化できると思っています。

 

是非、この「科学的介護」のマインドを持って、日々の業務を見直してくださいね(^_-)-☆

 

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