老人ホーム3人転落死事件の被告に死刑判決!!介護現場での虐待事件の闇やその対策とは?
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おはようございます。

笑う角には福来たる。

笑わせ介護士の八福神です。

 

昨日、衝撃的なニュースを見ました。

 

そう、皆さんもよく知っていると思われますが、川崎市の有料老人ホームでの入居者さんが次々にベランダから転落して3人が亡くなったあの事件です。

 

あの事件の犯人にとうとう、死刑判決が出ました。

 

人によって見方は様々でしょう。

 

「死刑は酷すぎるんじゃない?・・・」

「死刑で当然だ!!」

「まだ若いんだから長期の懲役刑で更生させないといけない。」

 

多種多様な意見があると思われます。

 

 

私自身は、この判決に関心があったわけではないですが、今回この死刑判決のニュースを見て衝撃を隠せませんでした。

 

今日はその理由などについて、自分の心の内も掘り下げて書いていこうと思います。

 

 

他人事ではない身近すぎる高齢者虐待問題

「こんな事する奴いるんだ・・・。」

「ありえない、信じられない。」

 

といった気持ちは私も同感です。

しかし、私が感じた気持ちはもう一つ別の所にもあり、何かというと、

 

どこも紙一重かもな・・・

明日は我が身かもな・・・

 

と感じたという事です。

 

別に今まさにそんな事件が起きようとしているわけでもないのですが、虐待のテーマに関する記事でも書いてきましたが、とにかく特養や有料などの24時間体制の老人ホームなどは、虐待の温床になりやすい環境であるわけです。

 

本当に精神が成熟していないと務まらない仕事

 

だと私は思っています。

 

 

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この転落死事件から我々は何を考えないといけないのか?

 

虐待を起こした者を裁く。

問題の起きた施設を裁く。

 

これがこの社会での虐待問題が起きた時の対処ですよね。

 

まぁ、罪を犯した者を裁くのは、この社会の構造上仕方のない事ですが、この虐待問題に限っては、犯人裁きにだけ注力をしていても、本当に問題解決にはならないと危惧しています。

 

もぐらたたきのような、とかげのしっぽ切りのような、そんな事だけをしていると、結局はラットレースをしているだけに留まってしまいます。

 

虐待の記事の所でも書いてきましたが、本当にこの業界は、

 

・虐待の温床となりやすい環境がある

・人手不足により就職の敷居が低すぎる超売り手市場

・人に無関心な上司・経営者が多い

 

という大きな問題を抱えているように私は思います。

 

本当にこの大元の根っこの部分を見直していかないと、きっと同じ過ちは繰り返されるだろうな・・・と危惧しています。

 

 

同じ過ちを繰り返さないための対策とは?

さきほど列挙したような環境が、たぶんどこに施設さんにもあるかと思います。

 

別に文句を言っているわけでもなく、何事も起こらない環境であればそのままで良いのですよ。

 

でも、私は「明日は我が身かも・・・。」と持ってしまうタイプなので、こんな事件がいつ自分の周辺に起きてもおかしくないといく危機感を持っています。

 

だからこそ、

 

・虐待の温床となりやすい環境がある

・人手不足により就職の敷居が低すぎる超売り手市場

・人に無関心な上司・経営者が多い

 

といった、大きな過ちを誰かが犯す前に大元を根本を見直すという事を、自分なりの解釈で考え行動しています。

 

あなたももし、介護施設にお勤めで、虐待を臭わすような風景がそこにあるのなら、早期に芽を摘むためにも、

 

根本の原因を探り、根こそぎ絶つ!

 

くらいのつもりで一度取り組んでみてくださいね(^_-)-☆

 


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