
こんにちは、八福です。
私のこれまでのつづき
※前回からのつづき
私はその職場を去り、しばらく社会復帰が出来なかったものの、自分と同じ悩みを持つコミュニティを見つけ、そこに参加した事がきっかけで、社会復帰をする勇気が湧いてきました。
そして、次の仕事を選ぶ時に、前回と同じ仕事を選ぶ手段もあったのですが、私は道を変えました。
生まれて初めて味わった、この社会で生きていく事の苦しみの中から、
「この社会って少し体が動きにくくなっただけで、人からの評価ってガラッと変わるんだな。」
と、リアルな弱肉強食の世界を感じました。
そんな中、「自分と同じように、少し体に障害を負ったり動きにくさがあるだけで、惨めな社会生活を余儀なくされている人の力になれないかな。」という気持ちが芽生えてきていました。
そして、私は初めて福祉の世界にチャレンジすることになります。
でも、いきなり福祉の「ふ」の字も知らない業界に入っていくのは正直怖くて、最初はボランティアでもしていみようかと思い、知り合いの勤めていた法人のボランティアに行かせてもらう事にしました。
カルチャーショック
そこで、私は大きなカルチャーショックを味わいました。
今思えば、別に普通の人は大して何も思わないのかもしれませんが、その当時の私は、自分の体に起きた異変で仕事が出来なくなり、上司から暴言や暴力を受け、自分に対するセルフイメージも「生きている価値がない。」と思うまでに落ちていました。だからこそ、そのボランティア先での体験がインパクトが大きすぎました。
どんな事があったかというと、、、まぁ、ささいな事なんですが、
障害を持つ人たちが、初対面の私にくったくのない笑顔で寄ってきてくれるのです。
たったそれだけ?と思われるかもしれませんが、当時の私にとってはこの障壁のなさがとにかくインパクトでした。今考えると、心のバリアは障害を持つ人たちのほうが全くないよな~って思います。
あなたも思いません?健常者の方が心のバリアって強く太く大きい人が多くないですか?
今後の私のブログでも書いて行きたい事なんですが、私はこの世の中、どちらが「障害者」なんだ?と思わされる事が多いです。また社会的に認知されないようなグレーゾーン(狭間)におられる方が多く、そんな方は自分の体が意識には反して上手に動いてくれなくても、「甘えるな。」と叱責や嘲笑され、そんな方の悩みは計り知れないだろうなと感じています。
※続きはまた次回に、、、