介護士がおさえておくべき、感染症対策の3つのポイントとは?

      2018/10/25

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おはようございます。 

笑う角には福来たる。

笑わせ介護士の八福です。

 

 

とうとうこの季節がやってきましたね。

病院や介護施設を大きく悩ませるこの季節。

そう、インフルエンザやノロウイルスに代表される、感染症の季節です。

 

 

感染症とは?

 

 

 

感染症とは、ウイルスや細菌などの病原体が、人などの媒介者を通じて感染し、その宿主に現れる反応(症状)のことです。

誰もが知っている主なものに、インフルエンザ、ノロウイルスなどがあります。

 

かかったことがある人は、この恐ろしさをよぉく知っていますよね(^_^;)

 

ちなみに私は仕事柄でもありますが、インフルエンザもノロウイルスも感染した経験があります。

 

インフルエンザも予防接種をしていても、場合によってはかなりの高熱が出るため、辛かったのを記憶していますが、ノロウイルスも程度こそあれ、激しい「嘔吐」が続くという点で、インフルエンザの比ではないくらいしんどかったのを記憶しています(;^ω^)私の場合は、30分~1時間置きに嘔吐が続き、合計20回くらいは嘔吐したと思います。もう出るものも何もないのに、「神様・・・許して・・・。」と本気で思っていたのをよく覚えています(;^ω^)

 

と、まぁ本当に激しいこの感染症ですが、まだ抵抗力の弱い乳幼児や高齢者が亡くなってしまう例があるのもうなずけます。

 

この介護という仕事をしてると、ある意味宿命ともいえますが、毎年のようにどこかからこのウイルスや細菌が運ばれてきます。

 

 

どうやってうつる?介護士がおさえておくべき感染経路4種

 

 

 

感染するにあたっては、必ず感染経路というものがあります。

その中でも、介護士が特におさえておくべき主なものの種類を挙げると、

①空気感染

②飛沫感染

③接触感染

④経口感染

の4種類が種類が挙げられます。

 

 

では、それぞれの感染経路について、簡単に説明しましょう。

 

空気感染

ウイルスや細菌などの病原体が、飛沫として1m以上を超えて空気中に飛散し、呼吸によりその病原体を吸い込むことで感染すること。

→麻しん(はしか)、水ぼうそう、結核、など

 

飛沫感染

せきやくしゃみなどによって飛び散る飛沫に含まれるウイルスや細菌などの病原体が、口や鼻などの粘膜に直接触れて感染すること。約1mの範囲で人に感染させる。

→インフルエンザ、風疹、おたふくかぜ、など

 

接触感染

皮膚や粘膜の直接的な接触、または医療・介護関係従事者の手や器具、その他手すりなどのような物体を介しての間接的な接触により、ウイルス細菌などの病原体が付着し感染することです。

→インフルエンザ、プール熱、など

 

経口感染(糞口感染)

ウイルスや細菌などの病原体に汚染した食べ物を、生や不十分な加熱処理で食べた場合、また感染した人が調理中に手指等を介して食品を汚染し、その汚染した食品を摂取した場合に感染する。
糞便に混じった病原体が手指を介して経口摂取される場合を特に糞口感染といいます。

→ノロウイルス、ロタウイルス、など

 

 

 

You注意!!

この話の中で、決して勘違いしてはいけないのは、例えばノロウイルスなどは、④経口(糞口)感染だから、「手洗いをきっちりとすれば大丈夫だな。」などと思ってはいけないという事です。なぜならば、ノロウイルス感染者が嘔吐した吐物に対し、その処理の仕方が甘かった場合、そこから飛沫し空中に舞い上がり、空気感染する可能性が大きいからです。特にノロウイルスは強烈な感染力を持ちます。2次感染が必ずあり得るという考え方で取り組まないといけないということです。

 

 

 

主な感染症の種類と症状

 

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感染症には色々な種類があり、まとめると下図のような感じてす。

 

病原体の種類による分類をしています。

大きさ

主な病原体

主な感染症

一番小さい

nm

(単位はナノメートル)

μmの1/1000

ウイルス

(インフルエンザ、ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルス、コロナウイルス、麻しんウイルス、風疹ウイルス、肝炎ウイルス、ヘルペスウイルス、HIVウイルス、など)

 

 

インフルエンザ、麻疹、風疹、水痘、肝炎(A型、B型、C型など)、帯状疱疹、エイズなど

ウイルスよりだいぶ大きい

μm

(単位はマイクロメートル)mmの1/1000

細菌

(ブドウ球菌、大腸菌、サルモネラ菌、緑膿菌、コレラ菌、赤痢菌、炭疽菌、結核菌、ボツリヌス菌、破傷風菌、レンサ球菌など)

 

 

感染性胃腸炎、腸管出血性大腸菌(O157)、結核、破傷風、敗血症、外耳炎、中耳炎など

細菌より少し大きい

μm

(単位はマイクロメートル)mmの1/1000

真菌

(白癬菌、カンジダ、アスペルギルスなど)

 

 

白癬(水虫)、カンジダ症、アスペルギルス症

 

 

 

 

感染症対策~介護士は絶対おさえておくべき3ポイント!~

 

 

 

 

介護に全く関係のない方でも毎年のこの感染症は気になるところではありますが、介護施設ではことさらこの時期は神経質になります。

 

理由としては、介護施設の特徴からです。主に下記の3つです。

 

抵抗力の弱い人が多い。

一気に広がる。

③自分もほぼ感染する。

 

また、それぞれ順番に説明していきましょう。

 

抵抗力の弱い人が多い。

ご存じの通り、施設を利用する人は体の弱い?お年寄りばかりです。抵抗力が弱く、すぐに感染しますし、場合によっては、入院や死に至らしめる症状に見舞われる事もあります。居室から出れない、ベッドから起きれないとなるわけですから、なおさら体が弱ります。廃用症候群が進みます。感染症騒動では、職員も手が回らず細かいケアが出来なくなり、褥瘡が出来る場合もあります。

 

一気に広がる。

日本国中の全ての施設が、完全個室というわけでもなく、また個室であっても、もちろん感染者をそのまま放置できるわけもなく、もちろんその患者の世話をする為に色々な職員が出入りするわけです。また更にベッド上で静かに寝ていられない認知症の人などが感染した場合には本当に大変です。この施設での感染のスピードにはいつもおぞましさを覚えます。

 

③自分もほぼ感染する。

利用者が感染すると、もちろん職員も何名かは感染します。そして感染した職員はもちろん数日間出勤停止です。となると、残りの少ない職員で現場を回す事になります。つまり、ただでさえハードな現場が、利用者は感染症だらけ・・・、職員はいつもより数少ない・・・となって、その現場職員たちになおさら重圧がかかり、疲弊させます。そしてその職員たちも疲れのあまり、抵抗力が落ち、感染するといった負のスパイラルにはまります。

 

 

利用者が入院すると空きベッドが出来るわけで収入も落ち、感染症対策にも別途費用がかかります。

以上の事から、介護施設にとって、感染症は100害あって1利なしです。

つまり、あなたが介護士として感染症に対する意識や行動で大切なのは、

 

絶対に持ち込まない事と、徹底的に早期に撃破

 

ということです。

 

この持ち込まない事と徹底的に早期に撃破する事については、また違う機会に触れていきたいと思います。

 

 

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