おはようございます。
笑う門には福来る!
笑わせ介護士の八福です。
前回は、「施設で働くことの良さ」について、②自分色を書きました。
今日は3つめです。③迅速性について書いてみようと思います。
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③迅速性
「施設介護」はチームケアですからね。
(厳密に言えば、「在宅介護」もチームケアなんですが)
まぁ、当たり前といっちゃ、当たり前なんですが、
同じ場に、介護士の先輩や同僚、看護師、ケアマネジャー、栄養士、機能訓練士、生活相談員なとど、各部署の専門家が日中は常駐しています。
だから、何かあっても、すぐに相談できる。
つまり、迅速に対処できる。
これが、「在宅介護」だと、マンツーマンで介護している場合だと、何か起こっても、すぐに迅速にとはいきませんよね。
何か起こった時は、電話を操作する時間も、コールしている時間さえももったいないですよね?
そういう点で、「施設介護」は本当に恵まれていると思います。(^_-)-☆
全くの介護業界初心者なら、施設介護の方が絶対いいよな~なんて私なんかは思ったりします。
だって、「在宅介護」で、いくら先輩から教えてもらったとはいえ、全くの一人で意思疎通のほとんど図れない人相手に介護を行うって怖いですもん(;^ω^)
お客さんの家に行くわけですからね、完全に相手の土俵ですし。
★私の在宅介護体験談★
私は20代のまだ初心者の頃、「在宅介護」である訪問介護(ホームヘルプ)にも行っていました。
初めて訪問するわけですから、当時の事業所の責任者に、相手はどんな人で、どんな所に注意すればいいか?など詳しく聞こうとしました。
すると、「あの人の言うとおりにしてあげれば大丈夫。行ってこい。」とだけ聞かされ、
なんとかその通りにしようとしました。
しかし、その利用者さんは言葉が不自由。
なかなか意図した事がこちらに伝わりません。
おまけに、自分の思い通りの手順・場所などを把握してくれないと我慢が出来ない人でした。
私はなんとか理解しようと努めましたが、なかなか言葉も聞き取れず、「これはこうですか?」「これで合っていますか?」と何度も本人に確認する始末。
結局、その利用者さんはしびれを切らせて、
「あぁあぁあぁ~!!!(# ゚Д゚)」と大発狂。
そして、「はぁ、はぁ、」と激しく息を荒げ、こちらを睨みつけながら、当時の事業所へ電話し、「こいつを代えてくれ!違うやつをよこしてくれ!」と話されていました。
(そこだけははっきり聞き取れた・・・(;^ω^))
私は事業所に戻り、その当時の責任者に「きちんと情報を教えてくれ。」と少々文句を言いました。
すると、その責任者からは、「それを上手に対応するのが、介護のプロだ!」と。
まぁ、バカバカしくて、もちろんその事業所は辞めていますが、自分がお客さんなら本当に迷惑です。自分に言語障害があるなら尚更です。
「なんで、喋りにくいのに、また一から同じ事を何度も何度も言わなきゃいけないんだ!」
と怒鳴りたくもなりますよね。
その当時の利用者さん、ごめんね(;^ω^)
※※※※※※ ちょっと話脱線します ※※※※※※
しかし振り返ると、この当時の責任者のように、「〇〇するのが、介護のプロだー!」とか言うのが好きな人に限って、人を不快な気持ちにする人が多いです。きっと相手の気持ちを想像するのが苦手なんでしょうね。
時々かなりビックリします。「え?それ、マジで言ってます?こんな事をしたら相手怒るでしょ?」といった事もわかっていない時があるのです。
表面上の「ありがとう。」ばかりを信じてしまう人なのでしょうね。
日本は本音と建て前社会です。
サイレントマジョリティー文化の社会です。
こういう人は、類まれなるパワーがあり、仕事もバリバリこなしてきたから、それなりにオーラもあり、尊敬する点もあるわけですが、でも結局は
「なんか、嫌なやつだよね・・・。」
で終わってしまいます。
人が去ります。
対人の仕事をしているのに、せっかくパワーがあるのにもったいないですよね。
あなたは、仕事が出来るようになっても、そういう大事なポイントは忘れずに、
人たらしになってくださいね(^_-)-☆
※※※※※※ 脱線終わり ※※※※※※
★介護施設ならではのメリット★
とまぁ、少々脱線しましたが、これが「施設介護」なら、他の職員に代わる、すぐ相談する、等の手段がとれるわけです。利用者さんに不快な思いをさせる前に手を打てるわけです。
もちろん「施設介護の方が絶対にいい!」という話ではありません。
私の経験上の話です。
私は「施設介護」に向いていました。(;^ω^)
きっと、「在宅介護の方が断然楽しい!」と思っていらっしゃる方もいると思います。
私には「在宅介護」の魅力を発信する力がないので、それはまた、そういう人に聞いてくださいね。ごめんなさい(;^ω^)
という事で、この仕事をする上で、「施設」は本当にありがたいです。
※つづく