おはようございます。
笑う門には福来る!
笑わせ介護士の八福です。
前回まで、「施設で働くことの良さ」について書いてきました。
では、今回からは、「施設で働くことの辛さ」について書いていきますね。
では1つめですが、なんといっても目まぐるしさです。
★①目まぐるしさ★
とにかく目まぐるしいです。
これは、決定的に「在宅介護」と違う点です。
勤める施設や施設形態によても違いはありますが、
時と場合によっては、
職員1人で利用者50人の対応をする。
時があったりします。
っていうか、どう考えても物理的に無理ですよね、これ?(;^ω^)
聖徳太子でも同時に話を聞ける人数は7人とか10人とかまでです(‘ω’)ノ
この環境下で、
「事故するな!」
「言葉づかいに気をつけろ!!」
「介護は丁寧に!!!」
となるわけです。
まぁ、正直、
「・・・アホか!?」
と私も思っています。(;^ω^)
現場を全く知らない経営陣などは、たやすくこういった発言をしますよね。
物言わない動かない「物」を扱っているのではないのです。
50人の「想定外」の行動をする人の対応をしながら、
突発的な「想定外」の出来事に対応する。
まぁ~、無理です(;^ω^)
人間の限界を超えるのでは・・・といった瞬間が多々あります。
★虐待の温床を創っている?★
過去の「虐待」のテーマでも触れましたが、虐待を誘発する温床になる環境である事は間違いなしです。
虐待と思わしき不適切なケアをした者を裁いても、ほとんど効果はありません。
根本を解決しない限り同じです。
病気も同じです。
頭痛がしたからといって、頭痛薬を飲んで痛みを抑えても、根本を治療しない限り、根治はしません。応急処置をしてもまた繰り返します。
「虐待」がらみの話は、また「虐待」のテーマの時に譲るとして、とにかく毎日毎日目まぐるしいです。
この業界の夜勤は、16~20時間以上の時間的拘束などは普通ですが、そんな長時間さえも、あっと言う間に過ぎてしまいます。
まぁ、仕事は早く終わってくれる事が嬉しいですけどね(;^ω^)
でもほんとこの仕事をしだしてから、1年が早すぎるくらい早すぎます。
「死生観」を持って、お互い時間を大切に生きていきましょう。(^_-)-☆
※つづく