「施設介護」の辛さ ~目まぐるしさ その2~

      2018/03/12

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おはようございます。

笑う門には福来る!

笑わせ介護士の八福です。

 

前回、「施設で働くことの辛さ」に関して、「目まぐるしさ」について書きました。

も少し現場がリアルにわかるように書いた方が良いかなと思ったので、もう少し詳しく書きますね。

 

 

★同時多発コール★

 

同時に違う人から鳴るナースコールやセンサーマットの反応の事です。

 

(センサーマットとはベッドの横などに敷いておいて、利用者さんが起き上がってそこを踏んだらナースコールが鳴るといったものです。特に転倒の事故の危険性が高い人などに使います。)

 

この同時多発コール、特に夜間が大変です。

 

前回書きましたが、職員1人で利用者50人

 

この状況が、夜勤ならありえますよね?

 

 

ユニット型などは違いますが、従来型の特養などでは、まだまだありますよね?

 

 

あるシチュエーションで見てみましょう。

 

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※※※※※※ 目をつむって、自分が介護現場にいる所を想像してください ※※※※※※

(あ、目をつむったら読めないか・・・(;^ω^))

 

あなたは夜勤の巡回中に、ある部屋から便臭を感じました。

「あ、間違いない。あの人だ。あの人下剤飲んでたもんな~。お尻に褥瘡(じょくそう)もあるし、相方が仮眠から出てくるまで待ってられないな~。よしオムツを替えるぞ!」

 

とあなたはオムツ交換を決行しました。

 

しかし、その利用者は、四肢に「拘縮」(こうしゅく)があり、また、「介護抵抗」があり、さらに「弄便」(ろうべん)行為まであるいとった、なかなか介護士泣かせの強者でした。

(わからない単語があればググって調べてくださいね♪)

 

あなたは、オムツ交換に取り掛かりました。

 

しかし、思った以上の便の量でした。シーツまであふれ出しています。

 

「マジかよ・・・きっついな~・・・。」と持った矢先、他の居室から3連続でナースコールやセンサーマットの反応が立て続けになりました。

 

 

「うわぁ、あのじぃちゃんや。歩けないのに勝手にトイレに行ってしまう!」

 

「うわ、次、このばぁちゃん、この人も待ってくれないんだよな。認知症あるから「待って」と言っても通用しないし、こないだもそれで転倒して骨折したばかりじゃん!」

 

「わわわっ、このじぃちゃんもかよ!?この人、認知症が強いしすぐ他の人の部屋に入って物を盗ったり、何故か女の人の部屋ばかりに入って、間違ってそこで寝たり、床頭台(ベッド横のサイドテーブルのようなもの)に間違っておしっこしてしまう人や。」

 

 

「なんで、こんな大変は人ばかりが同時に動き出すんだよー!!!」

 

「今、このじぃちゃんから離れたら、間違いなく、戻ってきたら便を触りまくって体中便まみれになってる事は間違いない。」

 

「こんちきしょー!どれから対処すればいいんだー!」

 

 

※※※※※※ 想像終わり ※※※※※※

 

具体的にイメージできましたか~?

 

実際に毎日のような、何度もある光景なので、特に「施設介護」の経験のある人なら、イメージしやすいと思います。

 

 

では、この環境下で、のうのうと朝に出勤してきた上司や経営陣が

 

「事故するな!」

「言葉づかいに気をつけろ!!」

「介護は丁寧に!!!」

 

などと、こちらの状況を想像することもなく、ズケズケと言ってきたら、どう思います?

 

 

誰でも「イラッ!!」ときますよね?

 

 

介護士さんは24時間、特に転倒などはさせないように、ほとんど寝ずに必死です。

 

夜勤は特に精神的・肉体的にもかなり疲弊します。

皆、夜勤後はクッタクタです。

 

正直、この過酷な勤務をしてくれているだけでも感謝だと思います。

 

 

★みんな忖度(そんたく)しよう★

 

それでも、経営陣って、想像力がないせいか、

 

「事故するな!」

「言葉づかいに気をつけろ!!」

「介護は丁寧に!!!」

 

の短絡的なマインドが多いですよね?

 

他に言うことないのか?

 

立場上、言わなけりゃいけないのはわかりますが、気持ちが完全に「自己保身」に逃げています。

 

「立場があるから言わないと仕方ないんだ。わかってくれよ。」と、現場のペーペーに、「オレは辛いんだよ。」とか言い聞かせている最も醜い醜態をさらしている超ベテランの輩もいますが・・・。

 

もう、完全に「虐待」の温床ですよね?

 

 

せっかく「忖度(そんたく)」という流行語が流行ったのだから、是非活用しましょう(^_-)-☆

 

 

※つづく

 

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