「施設介護」の辛さ ~まさかのライン作業!?~

      2018/03/12

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おはようございます。

笑う門には福来る。

笑わせ介護士の八福です。

 

前回は、「施設で働くことの辛さ」についての2つ目、「閉塞性」について書きました。

今日は3つめ。

『まさかのライン作業!?』です

 

 

介護現場でライン作業!?・・・マジか!?

 

「ラ、ライン作業!?・・・介護業界で!?・・・」

 

ってビックリしませんでしたか?(;^ω^)

 

 

そう、あのライン作業です。

 

 

介護施設には、だいたい日課というものがあります。

 

朝起きて、トイレに行って、ご飯食べて、またトイレに行って、ベッドに横になって、お風呂に行って、お昼ごはん食べて・・・などと、日々、決まった時間に決まった事をこなしていきます。

 

つまり、一日の予定が決められてしまっているという事です。

 

自分では決められません。

 

最近では、その利用者に合わせて一日の援助をするといった施設も出てきているそうですが、まだ大半はこの施設側の決めた時間に合わせてもらっているほうが多いでしょう。

 

 

食事介助をし、食べ終わった人から、ほいほいと口腔ケア(歯磨きの手伝い)を順番にし、それが終わったらトイレに行って・・・などと順番に繰り返します。お風呂なども、体を洗って湯舟に浸かって、「はい次の人~、はい次の人~。」という風にやっていきます。

 

 

まだこの業界に入って間もない頃、業務をやっててふと思いました。

 

 

「これ、完全に流れ作業じゃん・・・。」

 

 

そう、まさに製造業などの一つのラインに入っている感覚でした。

 

 

私は過去に製造のライン作業などのアルバイトの経験も多々ありますが、「正社員として続けていくなら、ライン作業だけは絶対無理!!」という思いがありました。

 

だからこそ、介護業界に同じような流れがある事がショックでした。

 

施設によっては、この回転の速さを競うかのごとく、“早くラインを稼働し回せる奴が仕事が出来る奴”みたいな、そんな価値観をお持ちの方も多くいらっしゃる場合があります。

 

 

でも・・・私たちの扱うものって?

私たちのお客様って?

 

 

そう、人間です。

 

 

それも、体が不自由で弱い人ばかりです。

 

つまり社会的弱者です。

 

 

 

ライン作業 ≒ 扱うのは人間!?

 

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扱う対象は“人間”。

なのにライン作業・・・??。

 

 

 

こういった時間の制約がある中で、極端に余裕のない状態になると、目の前のものが人間であっても、モノ扱いしてしまう恐れがあります。私はこういった組織の風土が虐待の芽を生む一因になっていると思っています。

 

 

だからこそ、私は目の前の人と、出来る限り笑いのある時間を過ごすよう努めています。

 

別に勝ち負けではありませんが、相手の笑顔を引き出せたら、「よぉし、勝ちっ☆」などと(;^ω^)

 

 

また、何か要求されたら、出来る限り、即時対応するようにしています。

忙しい業務をこなしながらも、利用者さんから次々に色んな要求をされるから、「ちょっと待って・・・。」とつい口に出そうになりますが、忙しい状況だと、後回しにすると間違いなく忘れてしまうから、出来る限り即時対応するようにしています。

 

私の経験上、結果的にその方が仕事がスムーズに進むんですけどね(;^ω^)

 

「ちょっと待って!」

「またトイレ!?」

と口癖のようになってしまっている職員さんほど、利用者さんや業務に振り回されている感じがします。

 

 

ほとんど、施設の言いなりに時間を過ごし、また自分の訴えを「ちょっと待って。」と言うだけでそのまま無視されたら、本当に「生かされているだけ・・・。」「楽しみはご飯だけ・・・。」みたいな虚無な生活を余儀なくされてしまいますよね。

 

 

だから、意外と、この施設によって決められた生活パターンの大元から見直し、利用者本位の生活パターンを深く追求していった方が、実はスムーズな施設運営が出来たりするのかもしれませんね(^_-)

 

 

※つづく

 

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