
おはようございます。
笑う角には福来たる。
笑わせ介護士の八福です。
今日は、「介護の仕事」からは少し離れて、労働者目線での話を書いてみたいと思います。
あなたは、自分の勤める会社に疑問や不満を持ったことはありますか?
まぁ、ほとんどの人があると思います(;^ω^)
私も色々と職場を渡り歩いてきましたが、まぁ、この業界に限った話ではないですが、酷いところが多いのなんのって感じです(;^ω^)
若かりし20代の頃は、労使紛争も色々と学び経験しました。
今はもうおっさんになったので、何か問題があっても、労働者の事も使用者の事も考えて穏便に事を進めています(;^ω^)
では、そんな経験を踏まえて書いていきます。
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あなたの会社はブラック企業かも??
「ブラック企業」ってよく耳にしますよね?
でも、まだ社会に入られたばかりの方などは、名前はよく耳にするものの、実際には「何がブラックで、何がブラックでないの?」ってはっきりとわからないですよね?
後述しますが、労働者を雇う会社には基本的に「就業規則」というものがあります。
(一部、条件によりない会社もあります。)
就業規則とは、労働者と使用者(経営者)による、会社でのルールの事です。
あなたの給与規定なども、ここに記載してあります。
基本的には、この
就業規則のルールを守らないのがブラック企業です。
色々と就業上の約束事ってありますが、以下に簡単な例を挙げておきますね。
残業代をつけてくれますか?
よくあるサービス残業問題がこれですね。
・明らかに時間内に終わらない業務をこなしている。
・「残業して当然だろ」という雰囲気を与えているが、指示はしていないので、もちろん残業はつかないといったグレーな会社
・指示されたのに、残業代がついていない(→論外)
有給休暇はとらせてくれますか?説明はありますか?
有給休暇の問題もよくある問題です。
詳しくはこちらの記事をどうぞ♪
私も経験がありますが、会社によっては、
・「うちの会社は有給がとれないんだ!」
・「有給をとると、査定を下げるぞ。」
・「公休で振り替えとくね。」
などと、当たり前のように言ってくる上司や経営者がいますが、これブラックですからね。(;^ω^)
業務中にケガをした。労災の説明はありますか?
3Kと呼ばれるような業種の会社で、業務中にケガをした。
しばらく仕事に支障が出るようなケガをした。
そんな場合、会社に説明したら、労災(労働者災害補償保険)の説明はありますか?
「ろうさい、ろうさい」とよく耳にはしますが、これって労働者を守る為に作られた保険ですが、実際に使われている所はあまり見かけませんよね?
なぜかと言うと、ひとつ理由を簡単に言うと、
労災の使用者を出すと会社の評価が下がる
からです。
だからこそ、会社側はあまり簡単には労災の話は振ってこないかもしれません。
もしあなたが業務中に何らかの災害を負った際は、しっかりとこの辺見ておいてくださいね。
まず確認しよう!「就業規則」って知っていますか?
上述しましたが、労働者を複数人数雇う会社には、「就業規則」というものが定められています。
労働基準法上、そうしないといけないわけですね。
この就業規則が何なのか?というと、要は
労働者と会社との仕事上のルールブックです。
つまり、その会社で働くあなたは、この就業規則に書かれている内容の、
・義務は全うする義務があり
・権利は堂々と請求できる
という事です。
だから、この就業規則に書いてある事を、もし会社側が守ってくれない場合、
その場合は、労働基準法違反にもなり、労働基準監督署に相談し対応してもらえます。
だから、新しい会社に就職したら、必ずこの就業規則を確認しておきましょうね。
労働者の権利に関しては、自分から言っていかないと何もしてもらえない所も多いと思うのでね(;^ω^)
労働基準監督所というところを知っていますか?
「労働基準監督署」と聞くと、ちょっと響きが思いですよね?(;^ω^)
「オレ、もう労基行ったるわ~!」とか、何か不満のある人はよく言っていたりしますが、実際は、簡単には行けないような尻込みしてしまう雰囲気ってありますよね(;^ω^)
まぁ、でも公的な場所なのでね、必要な時にはちゃんと使いましょう。
で、どういう時に労基を使うのかと言うと、先ほども触れましたが、
会社が就業規則を守っていない場合
です。
あくまで、労働基準法違反の時に、労基は動いてくれます。
・給料未払い
・不当なサービス残業
・休日の度重なる出勤要請(←サービス)
などなど、「これは明らかに就業規則違反だな・・・。」って思う事ってありますよね。
こんな明らかなものは、あなたが精神や体を病む前に、早々に労働基準監督署に相談に行って下さい。
すぐに会社を辞める事の出来る人はそれでもいでしょう。
実際、重労働で、心を病み最悪の場合、自殺する人がいるのがこの日本の社会です。
「自殺までしなくても・・・。」
なんて思うかもしれませんが、心を病んでしまっては、その善悪の判断さえもつかなくなります。
だから、心を病む前に、一刻も早い判断をされた方が良いと思われます。
何よりもあなたの尊い人生が一番大切ですからね(^_-)-☆