「給料が少ない!」と嘆いている介護士のあなたへ、大切な考え方のポイント3つ
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おはようございます。

笑う角には福来たる。

笑わせ介護士の八福です。

 

 

今日は、ブログタイトルでもある「3K」に関する話です。

過去の記事で、現在の介護業界の「3K」は、

 

①きつい

②きたない

③給料やすい

 

という話をしました。

 

 

 

この悪い「3K」イメージを、私の考える「新3K」、

 

 

①稼げる

②健康

③かっこいい

 

 

に変えていこうというのが、私のこのブログの主旨でもあるわけです。

 

 

 

「そんなの無理だよー!特に「①稼げる」なんてありえないよー!」といった声が聞こえてきそうですが、ハナッからあきらめていては変えれるものも変えれません。

 

 

今日は、そんな、お金を稼ぐ為のマインドのお話をしたいと思います。

 

 

今後、「介護職員処遇改善手当」の力によって、介護業界の収入が少しずつ増えていく事は、過去の記事でも触れました。

 

 

しかし、必ずしも、「あなた」にその配分が多く振り込まれるかどうかはわかりません。

 

 

そう、決めるのは、あなたが勤める事業所だからです。

 

 

だから、

 

 

「わたし、こんなに頑張っているのに、なんで給料あがらないのよー!」

「オレ、絶対他の人より仕事早いよな。何で上の人は評価しないんだ?・・・」

 

 

などと、悩み、ストレスを溜めているだけ、時間の無駄です。

 

 

では、そんな無駄な事にあなたの大切な頭や時間を使わず、何を考えていけばいいのかを説明していきます。

 

 

 

自分の会社の収益構造を理解していますか?

 

「会社が儲かってこそ、社員の給料が上がる。」

 

こんな事は誰だってわかりますよね?

 

 

では、あなたが介護事業所に勤めているとして、

 

「今年は儲かったから期待できるぞ。」

 

なんて思った事がありますか?若しくは想像できますか?

 

 

たぶん、ないですよね?(;^ω^)

 

 

 

介護事業所には、「稼働率」という考え方があり、大体の年間の収益が予想できます。

 

だから、特に大きな問題がなかった場合は、年度末の時点で大体予想どおりになり、振れ幅が少ないのが特徴です。

 

 

ということは、一般の企業でよくあるような、

 

「今期の経常利益は1億円だったから、来期は2億円を目指します!」

 

のような、考え方は、まずないわけです。

 

 

また、この業界は「非営利」の特性が強いです。だから、そもそも「利益」というものは2の次、3の次のような空気感さえあります。

 

 

と言う事は、現存の事業の収入からでは、微増はあっても、大きく社員に反映される事は望めないという事です。

 

 

この点をまず押さえておいて下さい。

 

 

 

 

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真に稼ぐ為の努力をしていますか?

 

私も同じ業界に身を置く人間ですから、

 

「給料安いよ~、もっと上げてくれよ~。」

 

という気持ちは痛いほどわかります。(;^ω^)

 

 

 

でも、その前に・・・

 

 

「稼ぐ為」の努力をしていますか?

 

 

という事です。

 

 

「オレ、仕事頑張ってるよー!こんなに腰まで痛めながら・・・。」

「私も今年は皆勤賞だったのよー!こんなに頑張ってるのに!?」

 

みたいな話ではありません。

 

 

稼ぐ為の努力です。

 

 

稼ぐ為の努力といっても、色々とありますが、簡単なものを数点書いておきますね。

 

 

利益を残す努力

さきほども書きましたが、介護事業所において、「利益を残す」とはどういう事なのでしょうか?

 

そう、稼働率を上げるという事ですよね?

 

この稼働率はパーセンテージで表現されますから、100%が上限になるわけですから、一般企業のように、200%なんて事ができないのです。

 

 

つまり、限りなく100%に近づける努力をするという事が、介護士としてのサラリーマンとしての使命でもあります。

 

 

 

では、例えば、私の勤めるような特養(特別養護老人ホーム)においての、稼働率を上げるとはどういうことかと言うと、

 

 

 

・入院者を出さない!

・空きベッドを作らない!

 

 

 

という事です。

 

 

ここまで言及すれば、現場で働く介護士としては、何をすればよいのかわかりますよね?(^_-)

 

 

 

無駄を省く努力

働く場においては、「ムリ・ムダ・ムラを少なくしよう!」というのは、有名な話ですが、その中の「ムダ」の話です。

 

 

施設内で使うものは、全てお金がかかっています。

 

「経費」です。

 

 

電気代、ガス代、水道代、オムツ代、備品の購入代、などなど、全てが経費で購入することになります。

 

つまり使えば使うほど、事業所に残るお金が減っていきますよね?

 

 

私が過去に勤めていた事業所に職員にもいましたが、

 

「(尿取り)パットの使用数を気にしないといけないくらいなら、私は辞めるわ!」

 

などと、言い張っていましたね(;^ω^)

 

 

結構、この業界はこういったムダを省く意識が薄い職員さんが多いような気がします。

 

 

結局は、

 

ムダを省く意識の薄さ → 収入が少ない

 

という構図が出来上がるのかな?と思ってしまいます。

 

 

 

気に入られる努力

「俺はこんなに能力が高いのに、なんでアイツより給料が少ないんだ。」みたいな事を言われている人も、チラホラと見かけます。

 

そもそも他人の給料を知っているというのがおかしいですけどね(;^ω^)

 

まぁ、こういった人は「出来ていると思っているのは、自分だけ。」といったケースが多いですが、それはさておき、もったいないのは、

 

「本当に能力が高いのに、嫌われていて評価が低い人」

 

です。

 

 

ポイントは、「能力」ですよ。「出来る人」ではありません。

私は、人からも好かれてこそ、「出来る人」だと思っています。

 

 

この能力の高い人は自分の考え方を少し変えるだけで、一番大きく変化するのですが、たぶんここが一番難しいんでしょうね・・・(;^ω^)

 

 

 

・上司も人間、経営者も人間です。

・人間だから、感情の生き物です。

・かわいがられなければ、評価はされません。

・「有能」も大切ですが、「有用」でないと使ってもらえません。

 

 

 

でも勘違いしてはいけないのは、決して、「媚(こび)を売る」といった事ではありませんよ。媚を売る人はだいたい好かれません。バカには好かれますが、普通の人には好かれません。

 

 

「有用」とはどういうものなのか?

上司や経営者に好かれるってどういう事なのか?

 

 

一度、よく考えてみてくださいね(^_-)

 

 

 

 

本当にそんなにお金が必要なのか?のマインドセット

仕事において、稼ぐ為の考え方について書いてきましたが、もっと根本的な話をしていきます。

 

 

そもそも、あなたは、

 

 

お金が本当にそんなに必要なの?

 

 

という事です。

 

 

よくある話、

A「あ~給料安いよな~、年収1000万円くらいにならんかな~。」

 

B「でも、年収1000万円もあって、何に使うんだ?」

 

A「そりゃ、お前、海外旅行行ってよ~、車買ってよ~。」

 

B「毎年それをするの?車なんて毎年買い替えなくてもいいよね?」

 

A「(そりゃそうだけど)・・・・・・」

 

こんな会話なんて典型的ですよね(;^ω^)

 

 

自分にとって、自分が幸せに暮らす為のお金が、本当に必要なお金が、どれくらいなのかを大体みんな知らないんです。

 

もちろん私もそうです。

 

本当にバカの典型だったもっと若い頃は、「年収1,000万円を超えて、次は5,000万円いって~・・・。そしたら、高級車も買って、豪邸も建てて~・・・」などと考えていた時期もありました・・・(;^ω^)

 

でも、それって、考え方が逆なんですよね?

 

「心」がないんです。

 

自分が本当に実現したい事なのかと言われると、熱く夢を語れるものではありませんでした。

 

つまり、他人が持っているもので、華やかに見えて羨ましいから、自分もそうなりたくて、無理やり自分の願望と結び付けているだけなんですね。

 

人生をかけて命をかけて成し遂げたいものがない空虚さを、そういった華やかなもので埋めてしまおうとしていただけかもしれません。

 

「自分が本当に手にいれたいものは何か!?」

 

それを探す事が先だと思います。

 

それによって、自分にとっての幸せも明確になり、そして、必要なお金の額がわかってくると思います。

 

すると、きっとその為のお金を稼ぐ事なんて簡単なのかもしれませんね(^_-)-☆

 


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