介護業界はなぜ離職率が高い!?介護現場からのリアルな悲鳴とは?

      2018/05/31

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おはようございます。 

笑う角には福来たる笑福介護士の八福神です。

 

あなたは最近、新聞の折り込みチラシの求人広告などは見られましたか?

私もたまには見ますが、やはりどの求人広告も、介護系の仕事の求人ってその大半を占めるくらいに多いですよね?

 

悲しい話ですが、それだけ介護の仕事って、せっかく新人さんが入ってもすぐに辞めていく業界っていう事なんですね。

 

今日は、社会問題でもある介護職離れに関するお話です。

 

なぜ、介護業界は離職率が高いのか?そのリアルについて書いていきたいと思います。

 

慢性的な人手不足で一人当たりの業務量が多い

人手が減ると、業務量が増えるというのは、別に介護業界に限った話ではありません。

 

では、なぜあえて書くかというと、介護現場は、

職員が減ったからといって、入居者さんを減らせません。

業務を減らすと命に直結します。

という事なんですよね。

 

人手不足がどうしても解消できない場合、入居者さんの新規受け入れを一時的に停止したりする場合もありますが、収益に直結しますから、ほとんどの施設では簡単には手を打たないでしょう。

 

そして、もちろん現在入居されている方に出ていって頂く事も出来ません。

 

実質、業務量を減らす事は出来ないんです。

 

そこに、施設を利用する高齢者がいる限り、いい加減な事は絶対できません。

職員が減ったからといって、業務の量を減らし、万が一命に直結する出来事が起こってしまったなら、それはもう

業務上過失致死罪に問われますよね?犯罪者です。

 

だから現場で働くみんなは、入居者さんの安全を守るため、身体に鞭打って必死に働いています。

 

また、特養などの施設では、もちろん短時間預かるような形態ではなく、

入居者さんの24時間365日のお世話をしないといけません。

 

早番、遅番、夜勤などと、不規則勤務の上に、残業や休日出勤などを駆使して、24時間365日何とか入居者さんの命を守らないといけません。

 

そりゃもう、仕事の質を語る前に、倒れず働いてくれているだけでも凄いことです。

 

現場で働く介護士さん、本当にご苦労様です!

 

人の命を預かる仕事というストレス

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先にも触れましたが、超重要なポイントです。

「介護の仕事なんて誰にもできる。」

なんておバカな風潮が流布されているような風土が日本にはありますが、介護現場は本当に、

目の前で突然人が死んでいる

事が当たり前にある世界です。

 

お医者さん、看護師、救急救命士など、社会的認知度の高い人たちには、権威のようなものも感じざるを得ないこの日本の風潮ですが、介護士さんって地の底のような扱いをされているように感じなくもないですよね?

 

もし、目の前で人が倒れている場合、呼吸や心拍が停止している場合、その初動対応をどれだけ早く適切に対処できるかが肝になるわけです。

 

そして、そのファーストコンタクトをするのが介護士さんです。

 

とても重たい重たすぎる責任を課されているわけです。

 

しかし、その割にヘルパーの試験でも介護福祉士の試験などでも、そこまでの重責を課すにふさわしい教育ってないわけです。

 

そして、評価も低いから収入も低い。

でも、現場に入ると、その重責が課される。

 

これでは、いきなり介護職に転職して、いきなり急変などに当たった場合は、その責任の重さに耐えられなくて辞めたくもなりますよね?

 

 

仕事の負担に見合わない給料の少なさ

先ほど書いたように、介護は人の安全を守る命を守る仕事です。

 

世間の人が思うような、ただ、老人と一緒に喋って「ありがとう。」と言ってもらう仕事ではありません。

 

そして、社会がのけ者にする、放置・放任するような、精神や身体に病を抱える人たちに、少しでも人として当たり前の生活をしてもらうように支援する仕事です。

 

社会ではあたり前に生活できない人を支援するわけですから、そりゃ大変ですよね?

 

・入居者さんからの暴力によって職員がケガする場合もあります。

・入居者さんからのセクハラもあります。

・入居者さん本人が暴れてケガして、その家族から訴えられる場合もあります。

・夜中中、大声出して暴れる入居者さんがいたら、仮眠や休憩などもなく、15時間前後を動き周りっぱなしになります。

・食事をしながらナースコールの対応をして、ほぼ休憩はないといって過言ではありません。

・24時間365日の交代勤務ですから、お盆休みや正月休み、GWなども関係ありません。リフレッシュ休暇も人手不足の為とれません。

 

こんな現状がありながら、1か月必死に働いても、給料は手取りで15万円程度とかザラにある話です。

 

こんな状態が何年も続いてきていたわけですから、そりゃ迫りくる2025年問題に介護職が全然足りないという話もうなずけますよね?普通に考えりゃわかるだろ?と思いますよね(;^ω^)

 

社会全体が、介護士たちの奉仕精神に甘えすぎなんです。

もっと国が、社会が、介護現場のリアルを理解する必要があります。

 

今でこそ国も重たいお尻を上げて、「介護職員処遇改善手当」なるものを支給しだしましたが、先ほどの給料に処遇改善を足しても、20万円いかないくらいですよね?

 

現場目線で言うと、まだまだこの問題は解消されないでしょうね。

 

日本が福祉国家になるのは、まだまだ未来の事になりそうです。

 

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